TOEIC600点から700点を目指すときって、
たぶん一番迷うのが、
「結局、何からやればいいの?」
ってところだと思う。
単語もやらなきゃいけない気がするし、文法も不安。
リスニングも伸ばしたいし、Part7も最後まで解き切れない。
で、気づいたら全部ちょっとずつ手を出して、どれも中途半端になる。
この記事では、TOEIC600点前後の人が700点超えを目指すときに、
まず何を見て、どこから手をつけるといいのかを整理してみます。
話す内容は、ざっくりこんな感じです。
まずは公式問題集で、自分の失点パターンを見る
単語は「知っている」より「すぐ反応できる」を目指す
リーディングはPart5強化から
リスニングは、公式問題集を使って正しいやり方で
Part7は、全部を丁寧に読むより根拠を探す
1日60分なら、どう勉強を組むか
僕自身も英語を勉強していて思うけど、
英語学習って「やることを増やす」より、
「今の自分に必要なことを絞る」方が大事な場面がある。
600点ある人は、英語がまったく分からないわけじゃない。
ただ、知識があいまいなところがあったり、分かるけど時間がかかったり、聞こえた気がするけど選択肢を選ぶところで迷ったりする。
だから700点超えを目指すなら、
まずは“新しいすごい勉強法”を探すより、
自分がどこで点を落としているのかを見るところから始めた方がいい。
まずは公式問題集で、自分の失点パターンを見る
最初にやってほしいのは、公式問題集を1セット、時間を測って解くこと。
ここで見るのは、点数だけじゃない。
必ずPart5,6にそれぞれ何分かかっているかも知りたい。
その上で、
Part5で文法や品詞問題を落としているのか。
Part7で時間が足りなくなっているのか。
リスニングで音が聞き取れていないのか、意味が取れていないのか。
ここを見ないまま勉強を始めると、けっこう遠回りになる。
たとえば、Part7で時間が足りていないのに、ずっと難しい単語ばかり覚えている。
リスニングで落としている原因が「意味」じゃなくて「音」なのに、聞き流しだけをしている。
こういうことって、普通に起きる。
まずは自分の弱点を、なんとなくじゃなくて、ちゃんと見える状態にする。
単語は「知っている」より「すぐ反応できる」を目指す
単語に関しては、600点から700点を目指すならかなり大事。
でも、難しい単語をどんどん覚えるというより、
TOEICによく出る単語を「見た瞬間に分かる」状態にしたい。
ちなみに、リスニングでもリーディングでも何度も見る単語というのは、基礎単語だ。
そんな基礎単語において、
「この単語、見たことあるな。あぁ、そういえば、〜だ」
この状態だと、本番ではけっこう厳しい。
読むスピードも落ちるし、リスニングでも一瞬考えている間に次の英文が流れていく。
だから単語は、1冊を何周もするくらいがいい。
毎日15分でもいいから、とにかく何度も触れる。
単語を“覚える”というより、“反応を速くする”感じ。
リーディングはPart5強化から
リーディングを伸ばしたいなら、
まずPart7をひたすら読むより、Part5を固める方が先。
もちろん、最終的にはPart7を読める力も必要。
でも600点台の段階だと、文法や文構造があいまいなまま長文に入って、読みながら迷子になることがけっこうある。
Part5は短い文だけど、英語の基本がかなり詰まっている。
品詞。
動詞の形。
主語と動詞の関係。
接続詞と前置詞。
代名詞。
関係詞。
ここがあいまいだと、Part7でも結局つまずく。
だからPart5は、ただ正解できたかどうかだけじゃなくて、
「なぜその答えになるのか」
「次に同じ形が出たら、どこを見るのか」
まで確認したい。
品詞問題なら空欄の前後を見る。
動詞の形なら主語や時制を見る。
接続詞・前置詞なら、文と文がどうつながっているかを見る。
こういうふうに、問題ごとに“見る場所”を決めておく。
解説を読んで「なるほど」で終わると、次にまた同じような問題で迷う。
でも、「このタイプはここを見る」と決めておくと、本番で考える時間がかなり減る。
Part5で時間を使いすぎないようになると、その分Part7に時間を残せる。
これはけっこう大きい。
リスニングは、公式問題集を使って正しいやり方で
リスニングは、聞き流しだけだと伸びにくい。
もちろん、英語の音に慣れる意味はある。
でも600点から700点を目指すなら、
聞こえなかったところをそのままにしない方がいい。
使う教材は、公式問題集でいい。
本番に近い音声、スピード、問題形式に慣れることができるから。
やり方はシンプル。
①まずはスクリプト読んだときには、100%わかる・理解できる状態にする。
文字があって分からなければ、文字がなくなったとき(聞いたとき)に理解できない。
②音声を聞き、聞き取れなかったところに印をつける。
③音声をもう一度聞く。
音声に合わせて、何回か声に出して読む。このときにとても大事なのは、聞こえた音をそのままコピーするように発声すること。
④最後に、スクリプトを見ずにもう一度聞く。
地味だけど、これが一番効く。
これがリスニング学習の本質だ。
聞き取れなかった理由って、実はいろいろある。
単語を知らなかったのかもしれない。
音がつながって聞こえなかったのかもしれない。
文の形が分かっていなかったのかもしれない。
選択肢を読むのに時間がかかって、音声に集中できていなかったのかもしれない。
ただ「リスニング苦手」で終わらせずに、何が原因だったのかを見る。
そこから次にやることが決まる。
Part7は、全部を丁寧に読むより根拠を探す
Part7は、全部を丁寧に読もうとしすぎると時間が足りなくなる。
もちろん、読める力は必要。
でも本番では、限られた時間の中で必要な情報を探す力もいる。
だから練習するときは、ただ問題を解いて丸つけして終わりにしない。
答えの根拠が本文のどこにあったのか。
なぜ他の選択肢は違うのか。
どこで時間を使いすぎたのか。
ここまで見る。
特に、「なんとなく正解した問題」は放置しない方がいい。
なんとなく当たった問題は、本番では普通に外れる。
Part7が苦手な人ほど、「もっと速く読まなきゃ」と思いがちだけど、まずは根拠を見つける読み方を身につける方がいい。
速く読むのは、そのあとでも遅くない。
1日60分なら、どう勉強を組むか
1日60分勉強できるなら、こんな感じでも十分だと思う。
単語を15分。
Part5を15分。
リスニングを20分。
Part7を10分。
もちろん、毎日これを完璧にやる必要はない。
仕事で疲れている日もあるし、予定が入る日もある。
そういう日は、単語だけでもいい。リスニングだけでもいい。
大事なのは、「今日できなかったから終わり」じゃなくて、
戻ってこられる形にしておくこと。
600点から700点って、才能で一気に突破するというより、
雑にしていた部分を少しずつ減らしていく段階だと思う。
分からない単語をそのままにしない。
Part5のミスを「ケアレスミス」で終わらせない。
リスニングで聞こえなかった部分を確認する。
Part7で答えの根拠を探す。
やることは、正直かなり地味。
でも、その地味な確認を積み重ねられる人が、
ちゃんと700点に近づいていく。
まずは公式問題集を1セット解いてみる。
そして、自分がどこで点を落としているのかを見る。
そこが分かると、勉強は少しだけシンプルになる。
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